学会ラスト

学生としての最後の学会に参加するために東京に来ている. インタラクションとiuiの2つの学会をまたぐことになっていて,1週間の長期滞在である. 4月からずっと東京にいるのにね.

自分の発表として,インタラクションでは1件のデモ発表をした. 作っている時は実装の粗さばかりが目について,全くもって良さがわからなかったのであるが,実際に人に触ってもらうと面白いと言ってもらえたのでよかった. ただ,それと同じくらい「これはどんな時に使うの」という質問を受けた. こっちが聞きたいぐらいやがな.

他の発表を見ていても,背景,問題を正しく設定することの大切さを感じる. 背景,問題設定がうまくないと,どれだけ実装に力を入れても何も解決されていなかったりする. 逆にうまく行っていると,最小の実装量であっても評価されたりする. 先生が飲んでいる時に「どれだけ楽をして最大の成果を出せるか追求していくのが研究のミソ」といったことをおっしゃっていて,まさにその通りだと思った.