おじさんの筋トレ理論メモ
最近、家の近くにできた格安のジムに契約して通い始めている。 格安なのが魅力であるが、その代わりに器具の使い方やメニューを指導してくれるスタッフがいないので、すべて自分で考えてジムを使っていかないといけない。 そういう仕組みもあって、あきらかなジム初心者、筋トレビギナーが器具の使い方も分からずにとりあえず重りを上げている、みたいな様子をよく見かける。 かくいう自分もその1人で、とりあえず重たいものを持ち上げれば良いんだろ、という気持ちでここ2週間ほど運動していた。
昨日、いつも通りに重りを上げていたら、雑に重りをあげている様子を見かねた筋トレプロのおじさんに突然声をかけられてアドバイスを頂いた。 そのアドバイスが理論的かつパッションに満ちていて思わず心に響いてしまったので、覚えているうちに書き残しておく。
筋トレの方法について
- 正しいフォームでやる
- 間違ったフォームは鍛えたい筋肉に負荷がかからないので、効率が悪いし最悪意味がない
- フリーウェイトはフォームがブレやすいのでまずは簡単な器具からやるとよい
- どこを鍛えたいかを明確にする
- 適当にいろんな器具を使いまわすだけでは意味がない
- 体の鍛えたい場所ごとにトレーニングと休憩のサイクルを作ると良い
- 同じ場所に負荷をかけ続けるのは良くないので、曜日ごとに部位を決めるなどが有効
- 重りを戻す時に抵抗することを意識する
- 重りを上げるときについ力を入れがちだが、戻すときに力を入れるのが大事
- 意識次第で筋トレの効果はまるで変わるので、闇雲に持ち上げるなどはしない
食事
- プロテインなどのタンパク質を筋トレ後に取る
- 運動中にはBCAA?なども有効
- おじさんは一日の食事を6回に分けて常に胃が動いている状態を作っている(らしい
おじさんの考える筋トレの効用
- 若さを保てる
- 筋肉があると疲れにくいので、仕事の運動量なんて大したことない
- 若者とシンプルにパワーで張り合っていけるという自信
- 精神的に強くなる
- 筋トレとは日々限界を超えていく経験を積むことであり、その経験を積んだ者は筋トレだけでなくあらゆる場面において限界を超える力が出せるようになる
その他
- 筋トレは破壊と再生の繰り返し、その繰り返しを制するものが筋トレを制す
- 若いうちは2ヶ月もしっかり筋トレすれば劇的に変わる(おじさんは55歳)
これが全て本当かは分からないし実践できるとも限らないが、今のところはおじさんを信用していて、出来るところから改善しようと思っている。 とにかく、おじさんの隆々とした筋肉には、その理論を信じさせる説得力があった。