1分で話せを読んだ

"1分で話せ"いう本を読んだ。 人に物事を分かりやすく伝えるにはどうすればよいか、というテーマのよくあるロジカルコミュニケーションの本。 自分が人に物事を説明するのがとても苦手な自覚があるので、少しでもそれの改善になればと思ったのがきっかけで選んでみた。 何冊かこういうの本を読んだことがあるけど、その中でもコンパクトにまとまっていて具体的な実践例があるので読みやすかった。

文中に、"話を聞いていて、プレゼンターが何を言っているか理解できないときに、その難しいところにこだわって考えていたら気づけば話が先に進んでしまった経験がないか?"みたいな問いかけがあった。 その後は、この本を読んだあなたはそのような相手が理解できないような話をしないようにしましょう、といった流れで本は進む。 確かにそうなのだけれども、実際は自分が難しい話をしてしまう機会よりも、人の難しい話を聞く機会のほうが多いと思う。 ロジカルプレゼンテーションの本はこの世にいっぱいあるけどロジカルヒアリングの本は今まで出会ったことがない。あれば読みたい。